犬のしつけ

まず、食事についてのしつけですが、これは非常に重要なポイントになります。家の中での順位づけを犬にしっかり認識させるのにも食事がもっとも大切となります。何といっても食事は生きていく上で必要不可欠なものですから食事の与え方は大切で、まずは与える時間を一定にすることからしつけが始まります。

最初の頃で犬が食べたくないそぶりをした時は、少し後からもう一度与えてみるようなことをせず、ちょっとかわいそうでもその場は抜きにしなければなりません。そうして、あるタイミングで食事を出された時に食べなければならないという習慣をつけさせるのです。飼い主が変に甘やかして食事のタイミングを工夫したりすると、犬にとって都合のいい存在になってしまい、犬は飼い主を親やリーダーだとは思わなくなってしまいます。

又、室内犬の場合でしたら、飼い主が食事をする時はケージや別の部屋に入れておくようにして見せない方がよく、こちらの食事が終ってから与えるように決めた方がいいでしょう。よく、食卓にまで犬が登場するシーンがありますが、よっぽどしつけておかない限りうまくいきませんから注意してください。食卓の物をあげたりするのは子犬の時であっても絶対NGです。又、おすわりやお手も食事のタイミングを使って子犬のうちに習慣づけることになります。こうすることで食事という最大の重要事を支配しているのが飼い主だということを理解させます。